日本を代表するファッションデザイナー・鳥居ユキさん。
1960年代から第一線で活躍し続け、そのスタイルは時代を超えて愛され続けています。
デザイナー歴は60年以上に及び、今なお独自の感性と技術で多くの人々を魅了しています。
そんな鳥居ユキさんの経歴や学歴とは?
また、長年にわたって創作活動を続ける彼女の驚きのルーティンにも迫ります!
さっそく見ていきましょう!!
鳥居ユキのwiki風プロフィール!!
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3世代続くデザインの家系に生まれた鳥居ユキさん。祖母から母、そして鳥居さんへと、デザインの才能が受け継がれてきました。
兄弟姉妹がなく一人っ子として育った鳥居さんは、60年を超えるキャリアの中で、様々なデザインコンテストにおいて輝かしい成果を残してこられました。
このような輝かしい経歴を持つ鳥居さんですが、その教育背景についても注目が集まっています。以下で詳しくご紹介させていただきます。
鳥居ユキの学歴!!中学・専門学校について!!
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鳥居ユキさんは少し変わった学歴をお持ちのようです。
では一体どんな学歴をお持ちなのでしょうか。
順番にお伝えしていきます。
鳥居ユキの出身中学は日本女子大附属中学校(1958年)
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鳥居ユキさんは日本女子大附属中学校出身です。
鳥居ユキさんの生まれは東京の早稲田で、幼稚園から中学まで日本女子大附属に通ってたそうです。
鳥居ユキは3年飛び級で文化学院美術科に特別入学
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鳥居ユキさんの少し変わった学歴というのは、
ということです。
日本の教育方針では、中学校までは義務教育とされていますが、中学卒業後は飛び級制度が存在します。
一般的には、中学・高校・大学と、順をおって卒業していくのが自然の流れです。
条件はありますが、日本では、大学への飛び級制度があります。
飛び級のメリットとは、将来の夢へ向けた一歩をいち早く踏み出せることが挙げられます。
鳥居ユキさんは中学卒業後は、3年飛び級で文化学院への入学でしたので、当時から将来のデザイナーとしての期待が高かったのではないでしょうか。
文化学院卒業後、数々の活躍の場をみせてきた鳥居ユキさん。
鳥居ユキさんが活躍の場を広げた経緯についても見ていきましょう!
鳥居ユキの経歴!!
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ここでは、鳥居ユキさんのデザイナーデビューから現在に至るまでの経歴を紹介していきます。
1962年、19歳でデザイナーデビューを果たしていますが、それより以前からデザイン作成には携わっていたようです。
鳥居ユキ 自分が着たいものを作りたいという気持ちから始まった
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鳥居ユキさんが洋服作りを始めたきっかけは、
という思いからでした。
15歳頃の彼女が最初に手がけたのは生地作り。母と一緒に、「こんなプリントが欲しい」「こんな色合いがいい」と、理想のオリジナル生地をデザインしたことが、洋服作りの第一歩となりました。
当時のファッション業界では暗い色が主流で、どこか物足りなさを感じていた鳥居ユキさん。そんな環境の中で、自らの感性を生かし、もっと楽しいものを生み出したいという思いが芽生えていたのでしょう。
この頃からすでに、彼女のデザインセンスが光っていたことがうかがえます。
鳥居ユキ デザイナーになるまでの経緯
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1962年、鳥居ユキさんは、母・君子さんのショーで作品を発表し、デザイナーデビュー。
初めてのショーで発表されたデザイン数は、5作品ほど。
次第に発表した作品数は増えていき、1965年(当時21歳)では、
前半は鳥居ユキさんのデザイン、後半は母・君子さんのデザインと2部構成でショーでの作品発表
ショーの半分を任せられるほどに急成長されたんですね。
鳥居ユキさんは、当時のことをこのように振り返ります。
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当時はイベントの演出家などいなかったので、自分であれこれ考えてショーを演出することが、とても楽しかったのを覚えています。
鳥居ユキはデザイナーであると自覚がなかった
19歳でデザイナーとしてデビューを果たし、世界で活躍する鳥居ユキさん。
なんと、27歳になるまでデザイナーになり切れなかったと告白しております。
母の店を手伝いながら伊藤すま子さんのアトリエに1年通い、デザイナーとしての基礎を学びました。でも、並行してお料理やバレエの習い事もしていて、まだデザイナーになるという意思は固まっていませんでした。
引用 インターベル
了解しました!では、名前を使った形でリライトしますね。
鳥居ユキさんは、絵を描くことが大好きで、もしかすると画家の道を考えたこともあったのかもしれません。芸術的な感性に恵まれ、デザインの世界でもその才能を発揮していきました。
そんな鳥居さんですが、27歳のときにデザイナーとしての自覚を持つようになったといいます。では、一体どのようなきっかけがあったのでしょうか?
その背景には、若い頃に経験したある出来事が深く関係しているようです。
では、その経験とは一体何だったのでしょうか?
鳥居ユキはパリに魅了された
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鳥居ユキさんは、19歳でデザイナーとしてデビューして間もなく、”とても大きな経験”をしております。
鳥居ユキさんは、母の言葉で海外旅行に送りだされたそうです。
半年かけてヨーロッパとアメリカを回った鳥居ユキさん。
特にパリの雰囲気には感銘を受けたとのこと。
パリの市場で買い物しながら、穏やかに生活できる雰囲気に
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『自分にあっている』
と直感したといいます。
その後も、
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『(日本に)長く暮らすとおしゃれ音痴になってしまうから、(パリに)時々行って新鮮な刺激を受けるのが私にはちょうどいい』
そんな理由をつけては、毎年のようにパリに足を運んだといいます。
鳥居ユキさんの母もまた、異文化に触れることの大切さを教え、パリに魅了された一人でした。
何度もパリを訪れ、年に2回のショーを続けるうちに、「私はデザイナーなんだ」という確かな自覚が芽生えていったようです。
そして、1975年から2008年までの間、毎年欠かさずパリコレクションに参加し、その名を世界に広めていきました。
そんな歩みの中で、ある重要な人物の存在が大きな影響を与えていたのです。
では、その人物とは一体誰なのでしょうか?
ジャン・ジャック・ピカールとの出会い
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ジャンジ・ャック・ピカールさんとの出会いは、鳥居ユキさんの母が手引きしたそうです。
鳥居ユキさんの母は、
「やるならずっと続けなくてはダメ」
という考え方を持っていたそうです。
きちんとした人と組むことが重要だと、何年もかけて探して巡り合ったのがジャン・ジャック・ピカールさんでした。
ジャン・ジャック・ピカールさんとの出会いが、鳥居ユキさんにとって人生の大きな転機になったのではないでしょうか。
ファッションブランド「ユキ トリヰ」のパリコレクションデビュー
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1975年、「ユキ トリヰ」(YUKI TORII)がパリコレクションでデビューを果たしました。
鳥居ユキさんは、当時32歳でした。
・「ユキ トリヰ」(YUKI TORII)とは:
「ユキ トリヰ」(YUKI TORII)は”世界でただ一人”休まずコレクション発表を続ける日本人デザイナー。
鳥居ユキが手掛けるウィメンズブランド。
「ユキ トリヰ」のデビューには、ジャン・ジャック・ピカールさんが大きく貢献しており、鳥居ユキさんと共に生地つくりをスタートさせました。
ジャン・ジャック・ピカールさんは、デザイン作成に当たり、鳥居ユキさんにこんなことを伝えていたそうです。
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パリでデビューするなら、『フランスにないもの、日本人であることを印象づけることが大切だ』
こうして出来上がった服のデザインは、
日本の伝統的な十字絣などのシンプルできれいな柄と、華やかな花のプリントを組み合わせて、鳥居ユキらしさを表現されたもの。
日本の伝統と、鳥居ユキさんが得意とする華やかな花のプリントの組み合わせは、とても反響が大きかったようです。
また、コレクション会場にもこだわりがあり、”フランスの日本食レストラン”を会場に選んだとのこと。
ジャン・ジャック・ピカールさんの気の利いた演出はとても素晴らしいですよね。
その後、1985年までの10年間をジャン・ジャック・ピカールさんは鳥居ユキさんのパリコレクションを支え続けてきたそうです。
その後、鳥居ユキさんは、
- 1984年:株式会社ユキトリヰデザイン事務所設立
- 1985年:フランス・パリのギャラリーヴィヴィエンヌに店舗を開業
- 1988年:日本ファッションエディターズクラブ賞
- 1995年:毎日ファッション大賞
- 2005年:毎日ファッション大賞特別賞
などの賞を受けてこられています。
”休まずコレクション発表を続ける日本人デザイナー”
いつしかそんな異名がついた鳥居ユキさんですが、60年一度も休まずに活動を続けておられます。
一体どんなルーティンで活動をしてきているのか、気になりますよね。
鳥居ユキさんのルーティンについてまとめましたので、以下をご覧ください。
鳥居ユキのデザイナー歴60年以上のルーティンとは!? 4つのポイント!!
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2025年現在、鳥居ユキさんはデザイナー歴63年目を迎えました。
鳥居さんが60年以上デザイナーとして休まず活動を続けてきた背景には、毎朝欠かさず行っているルーティンなど日々を幸せに過ごす秘訣があるそうです。
その秘訣とは一体なにでしょうか?
4つのポイントをお伝えします!!
①鳥居ユキの若さを保つ40分ストレッチ
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鳥居ユキさんは、若さを保つためにも、毎朝必ず40分間のストレッチを行うそうです。
もともとはヨガをやっている友人がいて、会社でスタッフも一緒にヨガを始めたことがきっかけなのよ。それから公園を歩いていると、スポーツマンがいろいろなストレッチをやっているから、「あれいいじゃん」「あれならできるんじゃん」と、取り入れていって、だんだん増えていったんです。もうだいぶ長く続けています。
引用 東洋経済新聞
デザイナーであり、自らモデルとしても活動する鳥居ユキさんのスタイルや姿勢の良さは、このストレッチが若さを保つ秘訣だったようですね。
また食事面でも気にかけいるようです。
②鳥居ユキの朝食メニューにこだわりがある!
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朝食はずっと同じメニュー、卵、ベーコン、ハム、魚肉ソーセージのどれかと、野菜。トース4分の1枚と、ミルクティーなど。50年間続いている定番メニュー
引用 東洋経済新聞
とても栄養バランスのとれた、理想的な朝食メニューですよね。
50年間同じメニューを続けており、今もなお活動される姿は健康そのもの。
朝食の大事さがとてもよくわかります。
③鳥居ユキのメモを取る習慣
鳥居ユキさんは、数十年間も体重や血圧を毎日メモして記録し続けているそうです。
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体重は急に減らすことはできないから、ちょっと増えたらそれ以上増えないようにコントロールするための目安にしています。
血圧は少しくらい高くても気にしすぎない。
人間って日によって高いとか低いとか、多少はあるものだから。
健康状態だけでなく、仕事のアイデアでもなんでもメモ。メモしないと忘れちゃうのよ。
メモを取ることの大事さは、よくわかりますよね。
それに加え、鳥居ユキさんは体調チェックも欠かさず記録しているということです。
鳥居ユキさんの健康の秘訣がわかりましたね。
④鳥居ユキはつねに好奇心にあふれている
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年に2回、コレクションにアイデアを出し続ける鳥居ユキさん。
アイディアが尽きることがなかったその秘訣とは、
つねに好奇心を持つこと
この気持ちを大事にしていたそうです。
”好きなこと、楽しいことが見つからない人へアドバイス”
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「今日の空、きれい」「風が吹いていて気持ちがいい」「ミニバラが咲いた、かわいい」って、ちょっとしたことでも興味を持てるものを見つけ出すといいと思いますよ。
とても素晴らしい観点をお持ちの方でした。
見方を変える意識を持つことが、鳥居ユキさんのアイディアが尽きない秘訣のようですね。
鳥居ユキのwiki経歴&学歴!デザイナー歴60年以上のルーティンが凄い!まとめ!
今回は、鳥居ユキのwiki経歴&学歴!デザイナー歴60年以上のルーティンが凄い!と題して紹介してきました。
鳥居ユキさんは学生の頃から、周りに比べて才能がずば抜けていたのかもしれませんね。
デザイナーという言葉の職業が、日本に定着する前から活動されている鳥居ユキさん。
まだまだ日本のファッション業界を引っ張っていくのではないでしょうか。
今後の活動にも注目ですね。
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